記録的な大雨となった山形県では、大石田町を流れる最上川が氾濫しました。一夜明け、県内各地の被害状況が明らかになってきました。
新庄河川事務所によりますと、29日午前0時ごろ、大石田町横山地区で最上川が氾濫し、その後、大蔵村白須賀地区などでも氾濫が発生しました。堤防の決壊は見られませんが、川の水位が増して堤防を越えたということです。大石田町では午前10時現在、1028世帯3074人に避難指示が出されていて、135人が避難しているということです。また、酒田市では避難所で女性が転倒して骨折するけがをしています。住宅への浸水被害も多数確認されていて、気象台では引き続き土砂災害などへの警戒を呼び掛けています。
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