【フロリダ州オーランド8日(日本時間9日)発】当地のフルセイル大学でWWEの女子トーナメント「メイ・ヤング・クラシック2018(MYC)」開幕式が行われ、出場全32選手が参加。日本人選手ではWWEに移籍して待望の世界デビューとなる紫雷イオ(28)、女子プロ界の横綱こと里村明衣子(38)、日本女子怪獣系の代表格・松本浩代(32)らが登場して大歓声を集めた。 入場式は1人ずつリングインして紹介される形で進み、日本人では13番目に松本が登場。「レディーデストロイヤーが他の出場者を破壊してしまうぞ!」と紹介されるや、ド迫力のある表情で場内を震撼させた。 真ん中の16人目に登場したイオは大コールを背に妖艶な笑顔で「イチバン」のポーズを披露。「日本から最高のパフォーマーがついにWWEに登場だ!」と最大級の賛辞を送られた。 ラストの32人目に登場した里村は「日本のリビングレジェンド」と紹介されるや、蹴りとパンチのアクションから貫禄のある笑顔を見せた。 またスターダムの元ワールド王者トニー・ストーム(22)、元ディーバ王者のケイトリン(31)、唯一の覆面戦士で元CMLLのゼウクシス、スターダム参戦経験もある最年少19歳の英国美少女ザイヤ・ブルックサイドらも登場。大歓声を集めた。 ほかにも謎のカンフー戦士、何だかよく分からないモデル系美女など、今年もあまりに多彩な顔ぶれが揃った。女子プロの万国博覧会的な祭典となるのは間違いなく、熱闘の連続となりそうだ。 昨年の第1回大会は元スターダムの宝城カイリことカイリ・セイン(29)が優勝しており、今年も日本勢による「連覇」に期待がかかる。 トーナメントの模様は9月5日(日本時間同6日)からWWEネットワークで毎週放送され、決勝戦はWWE史上初の女子のみのPPV大会「エボリューション」(10月28日=ニューヨーク)で行われる。
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