【WWE】イオ 女子トーナメント決勝でWWE初黒星



【ニューヨーク28日(日本時間29日)発】WWE史上初となる女子だけのPPV大会「エボリューション(EV)」が開催され、女子トーナメント「メイ・ヤング・クラシック2018」決勝戦はトニー・ストーム(22)が“天空の逸女”紫雷イオ(28)を撃破して初優勝。イオは惜しくも大舞台でWWE初黒星を喫した。   スターダムでワールド王座を争って多くの名勝負を展開した2人。開始はじっくりとしたグラウンドの展開となった。先制したのはイオ。ジョン・ウーでトニーを吹き飛ばすや、左腕を決めてローリングする。技を仕掛けながら笑みを浮かべるほどの余裕だ。   さらにはトニーがコーナー最上段に上ると、スワンダイブ式ドロップキックで撃墜。さらには鉄柱超えの場外ムーンサルトまで放ち、場内を驚がくさせた。   トニーも引かない。何とエプロンでのストロングゼロを狙ってきた。イオがこらえると背後に回ってエプロンへのジャーマン。イオは後頭部をしたたか打ちつけた。   こうなると気力勝負だ。パンチの打ち合いからイオがアッパーカット。しかしトニーもラリアートから必殺のストロングゼロを決める。カウント2・9。しかしイオの目は死んではいなかった。619で顔面を蹴るや、回転ボムからムーンサルトを放つ。   しかしトニーは明らかにタイミングを読んでいた。両ヒザを立てて迎撃すると、すかさずこの日、2度目のストロングゼロ。高角度で決まった一撃をイオは返せず、3カウントが入った。初優勝のトニーはイオと抱き合って歓喜の涙を流した。   最高執行責任者のトリプルH(49)からトロフィー、ステファニー・マクマホン(42)から花束を受けた。敗れたイオもトリプルHに抱き寄せられ、花束を贈られた。スターダムからWWEへ。2人の名勝負物語は世界一のプロレス団体へと舞台を移し、第2章に突入した。

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