【正論すぎる…】前田が対戦を避けていた猪木とバーで交わした会話とは？なぜ猪木は自分の後継者は前田と考えていたのか？　　#プロレス　#格闘技　 #アントニオ猪木

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1984年から前田は新日本を離れて第1次UWFで戦っていたが、第1次UWFの活動停止から3か月後の1985年12月6日、藤原喜明、木戸修、高田伸彦、山崎一夫たちと共に業務提携という形で新日本プロレスに復帰した。

1986年1月3日に開幕した「ニューイヤーダッシュ'86」でアントニオ猪木への挑戦権を賭けUWF所属選手総当たりの「UWF代表者決定リーグ戦」が開催された。前田は2月5日大阪城ホールでリーグ戦同点の藤原と対戦し、延長戦の末、足固めで敗れて猪木への挑戦権を逃した。

翌2月6日、両国国技館で行われた猪木vs藤原戦が行われたが、その試合中、猪木は徹底的に藤原を格下扱いした。藤原が関節をきめにいっても「効いていない」「技の角度が違う」と、アピールする。さらに猪木は下腹部への蹴りやナックルパートやチョークスリーパーなど、即反則を取られてもおかしくない技を連発した。

スリーパーで試合が終了したあと、猪木の非道な攻めの数々に怒った前田は、猛然とリングに飛び込んだ。そして、まさに勝ち名乗りを上げようとしていた猪木に強烈なハイキックを浴びせ、控室へ戻った前田は、「アントニオ猪木なら何をやっても許されるのか！」と言い放った。

そして3月26日東京体育館において、前田と猪木の一騎打ちが発表された。しかし、誰かがこの時期の前田に危険なものを感じたのであろう。一騎打ちは中止され、新日本vs UWFの5対5イリミネーションマッチとなった。

その後も、タッグマッチでの闘いはあったものの、新日本復帰後の前田と猪木とのシングルマッチが実現することはなかった。この当時の猪木は前田の挑戦をのらりくらりと避け続けていた。このころ前田は、猪木の自宅近くのバーに呼び出され、その場でこんな会話をしている。

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